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年間休日105日はしんどい?抜け出して時給単価と生涯休日を増やそう

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月の休みがあと2日多かったら何しますか?

本日のお悩み相談

・年間休日105日ってしんどいのかな?

・休みの年間スケジュールはどんな感じ?

・実体験の感想が聞きたい

このようなお悩みを解決できる記事になっています。

なぜならぼくの前職が年間休日105日で、7年間苦しんだ経験があるからです。今では年間休日125日のホワイト企業でぬくぬく働いています。

この記事を書いた人

本記事の全体像

年間休日数は生活に大きく関わってきますよね。

この記事を最後まで読めば、年間休日105日の実情や今後どうするべきか?が分かるようになります。

ではいきましょう!

目次

年間休日105日は少なくてしんどい

結論!年間休日105日は少なくてかなりしんどいです。

多い少ないは個人の主観もあるのでデータをみてみましょう。令和2年の厚生労働省の調査によると、1企業の平均年間休日総数は109.9日

つまり105日は平均より約5日少ないという結果に。よって年間休日105日は少ない(データより)、かつキツい(経験より・後ほど深掘り)です。

関連記事【実体験】年間休日が少なくて後悔したこと7選と解決策を紹介

年間の休日数が105日は法律的にOKなのか?

年間休日105日は法律的にはOKだが、ギリギリを走っています。

2つの理由

使用者は、原則として、1日8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。

厚生労働省

使用者は、少なくとも、毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければなりません。

厚生労働省

基本、上記2つのしばりがあります。

両方を当てはめると、1日8時間だと5日で40時間、つまり残り2日は休日に。1年は52週なので、52週✖️2日=104日+どこか1日で年間休日105日が完成です。

完全週休2日制をうたっている企業が主たる例になります。聞こえは良いですが、だまされないでくださいね。

年間休日数別のスケジュール比較

冒頭でも述べたように、筆者は年間休日105日と125日の両方を経験。

両者の一般的なスケジュールに実体験込みで比較してみます。105日の企業で働いているときは125日がうらやましくて仕方なかったです。

たいむ

現状を変えたいのなら、そういう感情も原動力になりますよ。

年間休日105日の場合

先ほども少し触れましたが、完全週休2日制の企業がこれにあたります。

  • 平日休みがメインで毎週2日
  • 土日休みがメインで毎週2日

この場合、祝日や年末年始などの長期休暇は出勤の可能性大。

ぼくの前職

  • 日曜日はほぼ必ず休み(たまに休日出勤)
  • 土曜日は隔週勤務
  • 祝日、長期連休は交代勤務

交代勤務は代休がとれますが、営業は特に激務でほぼ毎年消えていきます。

よって年間休日90日台が完成します。そう、年間休日105日の企業には注意が必要です。休日出勤などあれば平気で100日以下になる可能性を秘めています。

関連記事:休日出勤を断って最高の休日を!断り方14例とNG例3つ紹介。

年間休日125日の場合

土日祝日+夏季休暇や年末年始に休みを設けている企業がこれにあたります。

  • 土日が1年間で104日
  • 祝日が1年間で16日程
  • その他長期連休で5日程

年間20日ですが、だいぶ増えた気がしませんか?

たいむ

両方経験すると絶対に105日には戻れません!

年間休日105日のデメリット

年間休日105日の会社が悪いということではありません!

そこに勤めるかどうかはあなた次第ですからね。

年間休日105日のデメリット

  1. 時給が低い
  2. 生涯休日数が少ない
  3. 生涯労働時間が圧倒的に多い
  4. 休日が多い人と比べて落ち込む
  5. 職場以外の人間関係が疎遠になりがち

なかでも生涯休日数と労働時間を計算したときは、「絶対抜け出してやる」と決心した瞬間でした。

関連記事【悲報】年間休日105日はホワイト企業じゃない!7年勤めたぼくが解説

❶時給が低い

年間休日105日のデメリット1つ目は、時給が低いことです。

年間休日が105日と125日の会社で、両社とも年収が400万円だったとしましょう。

例:8時間労働、残業なし

・105日 時給1,923円

・125日 時給2,083円

僕の場合

・前職 時給1,161円

・現職 時給2,582円

あなたが今ブラック企業で消耗しているなら、転職で倍以上の時給単価を手に入れられるかもしれません。

年間休日数が多いと会社規模が大きく、利益率の高い仕事をしている可能性が大きいです。その結果、年収が上がり時給も上がりやすくなります。

❷生涯休日数が圧倒的に少ない

年間休日105日のデメリット2つ目は、生涯休日数が圧倒的に少ないことです。

ここでも年間休日105日と125日で比べてみます。

例:新卒22歳~60歳までの38年間の合計休日数

・105日 3,990日

・125日 4,750日

生涯休日数の差、なんと760日!年間休日105日だと生涯で約2年1ヶ月も休みが少ないのです

たった一度きりの人生。放っておける数字ですか?

❸生涯労働時間が圧倒的に多い

年間休日105日のデメリット3つ目は、生涯労働時間が圧倒的に多いことです。

労働時間についてみていきましょう。

例:新卒22歳~60歳、残業なしの1日8時間労働

・105日 79,040時間

・125日 72,968時間

その差6,072時間!8時間労働を759日も多くしている計算になります

チリも積もればとはこのことですね。

❹休日が多い人と比べて落ち込む

年間休日105日のデメリット4つ目は、休日が多い人と比べて落ち込むことです。

入社したての頃は必死にやるので周りがみえません。しかし、慣れてきたらどうでしょう。友達がや知人が休んでいるときに自分は仕事。

ジャブ的にメンタルやられますよ。

たいむ

これは僕もかなり悩みました・・・

❺人間関係が疎遠になりがち

年間休日105日のデメリット5つ目は、人間関係が疎遠になりがりちなことです。

休みが少ないと体と心を休めるのに手一杯です。若いうちは良いですが、だんだんとガタがきます。

そもそも休みが合わなくて行きたくても行けない。そうなってくると「関係が薄れる可能性」は十分にあります。

たいむ

人とのつながりはとても大切。

年間休日105日のメリット

年間休日105日にだってメリットはあります!

  1. 日給制なら稼げる
  2. やりがいを感じられるなら苦にならない

価値観は人それぞれです。

勤める会社の年間休日が125日だから上、105日だから下なんてことは絶対にありません。ぼくは家族や自分の時間が大切だから125日を選んだ。とてもシンプルです。

あなたはどうしたいですか?

❶日給制なら稼げる

年間休日105日のメリット1つ目は、日給制なら稼げることです。

月給制と違い、出勤した分だけ給与が入ってくる会社もありますよね。そういった所では、年間休日105日は十分メリットになります。

むしろもっと働きたい人だっているかもしれません。

❷やりがいを感じられるなら苦にならない

年間休日105日のメリット2つ目は、やりがいを感じられるなら苦にならなことです。。

  • 好きだからこの仕事をやっている
  • 昔からの夢だった

極端な例を挙げると、売れっ子タレントなんかはこのパターンになります。

そして休日は105日より遥かに少ないことはザラです。

しんどいなら転職を視野に入れる

会社って驚くほど変わりません・・・

社長

「良い会社にするから退職は考え直してくれ」

と引き止めてきた前職は労働環境が悪化しているそうです。

転職しないにしても、視野に入れておくといざというとき行動しやすいですよ。

今のうちにやっておくべきこと

  1. 年間休日数の多い業界を知る
  2. 多忙なら転職エージェント活用
  3. やりとりが面倒なら転職サイト活用

体調崩してからでは時すでに遅しです。

たいむ

少しでも余裕があるうちに一歩踏み出してみて下さい!

❶年間休日数の多い業界を知る

今のうちからやっておくべきこと1つ目は、年間休日数の多い業界を知ることです。

業界でおおまかな年間休日は決まっています。

順位業種年間休日平均
情報通信業118.8日
学術研究、専門・技術サービス業118.8日
金融業、保険業118.4日
電気・ガス・熱供給・水道業116.8日
教育、学習支援業112.7日
製造業111.4日
複合サービス事業110.4日
不動産業、物品賃貸業109.6日
医療、福祉109.4日
10サービス業(他に分類されないもの)109日
11卸売業・小売業105.7日
12生活関連サービス業、娯楽業104.6日
13建設業104日
14鉱業、採石業、砂利採取業103.8日
15運輸業、郵便業100.3日
16宿泊業、飲食サービス業97.1日

参考:厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」

あなたの職場、希望の業界はどうでしょうか?

よっぽど好き!とか理由がない限りは上位の業界を目指したいですね。

❷多忙なら転職エージェント活用

今のうちからやっておくべきこと2つ目は、転職エージェントの活用です。

転職エージェントとは企業探しから面接日程、入社までフォローしてくれる無料サービス。

忙しくて転職活動やってられない!けど現状をどうにかしたい!そんなあなたにピッタリのサービスになっています。

忙しくて時間がないあなたは、大手ののみでOK。

カラダが悲鳴を上げて何もかも嫌になる前に登録しとくべきですよ。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。

関連記事転職サイトdodaのレビュー!時間がないあなたにオススメの理由は○○です

❸やりとりが面倒なら転職サイト活用

今のうちからやっておくべきこと3つ目は、転職サイトの活用です。

先ほどのエージェントと違い、基本的にはあなたが動いて転職活動するサービスです。サイトによって求人の質や種類、数が違います。

今すぐには転職しないけど、どんな会社があるか知っておきたい!そんなあなたは体力、気力がある「今のうち」に登録しておきましょう。

こちはもまずは大手のでOK!

気になる求人にアンテナをたてておけば脱出がスムーズになります。

関連記事【超簡単】リクナビNEXTの登録手順!最高の人生を送れる職場探し

就活、転職活動で年間休日数以外のチェックポイント

実際に働いてみないと分からないことは多々あります。

しかし、人生の多くを費やす仕事。確認できる所は確認しておきましょう。

年間休日以外のチェックポイント

  1. 週休2日制、完全週休2日制の理解・確認
  2. 平日休みか土日祝日休みか

❶週休2日制、完全週休2日制の理解・確認

1つ目のチェックポイントは、週休2日制・完全週休2日制の理解と確認です。

1週間に2日休めると聞くと、いっけん悪くなさそうですよね?しかし、実態はそうでもありません。

週休2日制:1カ月のうち1回でも週2日休みを与えること

完全週休2日制:毎週確実に2日休み、祝日だろうが年末年始だろうが関係ない可能性大

ぼくの前職は週休2日制でした。たしかに週6勤務が多くかなりきつかったです。

何となく見栄えは良いので、だまされないように注意してくださいね。

❷平日休みか土日祝日休みか

2つ目のチェックポイントは平日休みか土日祝日休みかの確認です。

年間休日125日だとしても平日メインの企業も存在します。

どちらも良し悪しありますよね。どこ行っても空いているのが良ければ平日休み。家族、特に子供と休みを合わせたいのであれば土日祝日休み。

例えるならこのような選択の仕方になります。

たいむ

あなたの価値観で決めれば後悔が減りますよ

年収をとるか?年間休日数をとるか?

もちろん生きていくために年収は大切です。が!元気な身体がなければ何もできません!

子供が小さいのだって今のうちだけです。

まず年間休日数を取りにいきましょう。お金が不足するなら副業したってOK。

もちろん人によって価値観は違いますが、仕事はよーく考えて選ぶべきです。

まとめ:年間休日105日がしんどいのは当然

いかがだったでしょうか?

年間休日105日は少なくてしんどい!ということがお分かりいただけたかと思います。

まとめです!

年間休日105日は日本の1企業平均109.9日より約5日少ない

年間休日105日のデメリット

・時給が低い

・生涯休日数が圧倒的に少ない

・生涯労働時間が圧倒的に多い

・休日が多い人と比べて落ち込む

・職場以外の人間関係が疎遠になりがち

年間休日105日のメリット

・日給制なら稼げる

・やりがいを感じているなら苦にならない

もやもやするなら年間休日125日を目指して転職活動

やらないで後悔よりやって後悔!前進あるのみですよ。

そうは言っても1人での転職活動が不安というあなたは、以下の記事を参考にどうぞ。

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関連記事【厳選】おすすめの転職サイト3選!忙しいあなたはコレだけでOK

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