みなし残業の会社で働いているけどどうも納得いかない
他の人の実体験を聞いてみたい
このような悩みを解決できる記事になっています。
この記事を書くぼくは、みなし残業を採用している会社に7年勤務。良いと感じる時も一瞬ありましたが、基本的にはモヤモヤしながら退職まで過ごしていました。
この記事を書く人
本記事の全体像
みなし残業ってなんかうさん臭いイメージですよね。いっけん良いように見せて、内情は良くないことはよくあります。
この記事を最後まで読めば、みなし残業の会社に居続けるべきか?今後もみなし残業を採用している会社を選んで良いのか?判断がつくようになります。
ぜひ参考にしていってくださいね。
みなし残業は残業代が固定の制度
みなし残業は月の残業代が固定化されている制度です。
会社によって残業時間の設定はまちまちですが、その時間を超えた分に関しては別途手当を支給するのが正解。「この会社の業務だとこれくらいは残業するだろう」と予測で残業時間と残業代を決めています。
ぼくの前職例
- 初任給250,000円
- うちみなし残業代50,000円
- 残業約70時間
こんな感じで毎月固定で残業代が支給されるのがみなし残業制度。
次の見出しでは、みなし残業がブラックなのか?の本題について突っ込んでいきます。
みなし残業の会社はブラックの可能性大
みなし残業の会社はブラックの可能性が高いです。理由は以下。
深掘りしていきますね
❶超過分の残業代が支払われないことがあるから
みなし残業の会社がブラックな理由1つ目は、超過分の残業代が支払われないことがあるからです。
本来みなし残業制を採用しているのであれば、〇時間分の残業手当と定める必要があります。例えば、月45時間の残業を見込んで手当が50,000円なら、45時間を超える分は別途支給しなければなりません。
しかし、ぼくの前職のように設定時間はあるのかも知れませんが、いくら仕事しても追加支給がない会社も存在します。そんな会社に入ってしまったら働けば働くほど地獄。時給換算はメチャクチャ低くなります。
みなし残業の会社がブラックな理由1つ目は、超過分の残業代が支払われないことがあるからでした。
関連記事:だらだら残業する職場がむかつく!あなたに残された3つの道とは?
❷定時時刻が勝手に設定し直されることがあるから
みなし残業の会社がブラックな理由2つ目は、定時時刻が勝手に設定し直されることがあるからです。
「8時間労働+3時間残業した時間が定時です」なんて言われたら拘束時間がとても長くなりますよね。
例えば、ぼくの前職だと5時出社で14時が本来の定時(休憩1時間)。しかし、16時半が定時に設定されていました。1日2時間半は仕事がなくとも会社に居続けなければなりません。
最初聞いたときはゾッとしました。暇なときでも本来の定時に上がれないのは苦痛で仕方ないです。もしあなたが本来の定時で帰れるときがあるなら、とても幸せなことですよ。
みなし残業の会社がブラックな理由2つ目は、定時時刻が勝手に設定し直されることがあるからでした。
❸会社が残業の実態を把握してない可能性があるから
みなし残業の会社がブラックな理由3つ目は、会社が残業の実態を把握していない可能性があるからです。
従業員の残業時間を把握してなければ、手当なく無限に働かされても不思議じゃありません。
実際にぼくの前職では、退職直前に労働監督署が入りました。その結果、経営陣が残業の実態を知る始末。そんな状態でよく何十年も運営してきたなという感じです。
それにも関わらず、3年以上たったら今も労働環境は変わらないとのこと。あきれて物が言えませんね。
みなし残業の会社がブラックな理由3つ目は、会社が残業の実態を把握していない可能性があるからでした。
関連記事:【ブラック企業体験談】ヤバい話し10選と辞めたあとの生活について
みなし残業にはメリットもある
みなし残業にもメリットはあります。
ぼくたちにとって最大のメリットは、残業しない時でも手当がつくことです。つまり、定時で上がれる日が多ければ得をするということ。
例えば1ヵ月の出勤数が22日とします
①22日間、毎日2時間の残業
➁2時間残業を11日・残業0が11日
➂残業0時間が22日
①〜③、どの場合でも50,000円のみなし残業手当がもらえちゃうんですね。
定時で帰れる日がある職場なら全然アリな制度です。ぼくの前職みたいに、定時がそもそも残業含んだ時間に設定されちゃっている場合、残念ながらこのメリットはありません。
みなし残業の最大のメリットは、残業しないときでも手当がつくことでした。
【体験談】職場を変えたら1分単位で残業がつくようになった話し
ここからはぼくの体験談になります。
前職ではみなし残業に苦しんでいましたが、転職したことで1分単位で残業(早出も)手当がもらえるようになったんです。
もちろん転職したことが全てではなく、そういう会社を選んだことが大きな要因となります。
みなし残業で苦しんでいるときは、「この状況どうにかならないかなあ」「どうにかできないかなあ?」と考える日々。しかし、一社員が勝手に考えたところで会社は変わらないことに気が付きました。
始業・就業時刻がキッチリしている会社にきて思うことは、残業時間が1分単位で管理されている方が気持ちよく働けるということ。みなし残業は管理があいまいな感じがしてモヤモヤします。
ということで、みなし残業に不満があるのならキッチリ労働時間を管理してくれる会社に移るのが一番の特効薬です。
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まとめ:みなし残業が合わないなら見切りをつけよう
みなし残業はブラックの可能性が高いという話しをしてきました。理由は以下。
- 超過分の残業代が支払われないことがあるから
- 定時時刻が勝手に設定し直されることがあるから
- 会社が残業の実態を把握してない可能性があるから
ただ、定時で上がれる日もあるのならメリットにもなり得るということも覚えておいてくださいね。
ぼくの経験上、みなし残業を抜け出すには転職しないと無理に等しいです。一生我慢し続けるか?勇気を出して一歩踏み出してみるか?はあなた次第ですが、このままでは必ず後悔します。
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